1963-05-22 第43回国会 衆議院 文教委員会 第16号
○深見政府委員 ものによりましてはそのようなこともいたすと存じますが、今回の場合は、学校教育の基本理念に関係いたしますことで、おそらく協議会といたしまして、直ちにこれを取り上げて云々するという過程にはならないだろうと思いますが、もし委員の先生方からの御発言が他日あった場合には考慮しなければならぬかと存じます。ただいまはそのように考えております。
○深見政府委員 ものによりましてはそのようなこともいたすと存じますが、今回の場合は、学校教育の基本理念に関係いたしますことで、おそらく協議会といたしまして、直ちにこれを取り上げて云々するという過程にはならないだろうと思いますが、もし委員の先生方からの御発言が他日あった場合には考慮しなければならぬかと存じます。ただいまはそのように考えております。
○深見政府委員 お答え申し上げます。 この前山中議員の御質問に対しましてお答えいたしましたように、先般報告書を出しましたのは、昭和三十六度におきまして中央青少年問題協議会が九つの青少年対策に関する項目を掲げて、これを学者先生に御委嘱して、これに対する研究をお願いをいたしのでございまして、そのレポートがまとまりましたので、これを印刷して委員会の委員に配付したという段階でございます。いわゆる協議会として
○深見政府委員 こちらは機械的に研究を委嘱いたしましたそのレポートを印刷して、そして資料として提供した、こういうことであります。
○深見政府委員 先般の新聞紙上に、中央青少年問題協議会がそのような青少年問題についての調査、研究をして発表したというような記事が出ておるのでございますが、実は、これは中央青少年問題協議会としての方針、態度として決定したことを発表したのではございません。昭和三十六年度におきまして、青少年対策の種々なる観点につきまして学者、先生方にそれぞれの立場で御研究をお願いいたしました。その中のテーマの一つに、非行青少年
○深見説明員 御指摘のようにただいまわれわれは青少年対策の重点事項の一つといたしまして、流れるようにということでございますが、農村から都会に就職して参ります勤労青少年の補導、育成教育という問題は非常に重視いたしておりまして、この意見具申もそういう意味から、都会に出てきた青少年のその職域においての環境の変化、また職域から脱落した、その結果が非行に陥るというような例の多いことにかんがみまして、これらの保護育成
○深見説明員 お答え申し上げます。青少年の非行が近年とみに増加いたしておりますことは御指摘の通りでございまして、われわれはこの原因の探究にいろいろの方面から意見を徴し、また最近は学者、先生たちに御委嘱を申し上げまして、それらの原因の学術的研究等もしていただいております。しかしながら先ほど来御指摘のように、この非行の原因というものは単一でございませんで、教育の問題、あるいは社会環境の問題、マスコミその
○政府委員(深見吉之助君) 会議の席上でいろいろ意見が出まして、それを各省が持ち帰りまして、行政上に具体的に現わすということに相なっております。
○政府委員(深見吉之助君) それが一番おもな仕事になっておりまして、各省からいろいろ当面の問題を持ち寄っていただきまして、それについて関係の行政機関から意見が出たり、あるいは説明を求めたりというようなことが協議会の主たる仕事でございます。
○政府委員(深見吉之助君) お答えを申し上げます。 御承知のとおりに、中央青少年問題協議会は、青少年問題を取り扱います文部、厚生、労働等幾つかの行政機関の次官並びに民間の有識者及び国会議員をもって構成されておりまして、その協議会におきまして各関係行政機関の行ないます青少年対策についてのいろいろな問題を研究し、審議し、その結果を持ち寄りまして、行政を行ないます上の考え方の連絡調整を行なう、こういうことをいたしておる
○政府委員(深見吉之助君) 先ほど新規に一千万円計上と申し上げたわけは、昨年まではモデル地区推進費として計上されておりましたので、項目の名前が変わっております。また内容も若干変わっておりますので、新規にと申し上げたわけでありますが、昨年まで、モデル地区として都道府県に五十カ所ばかりを指定いたしまして、そこの青少年関係の調査をいたしました。ただいま先生からも御指摘のように、その結果は非常によい結果を得
○政府委員(深見吉之助君) 御指摘の七百七十四万六千円の連絡調整費と申しますのは、実はこれは、この内容は都道府県の連絡調整費ではございませんで、各本省側とのいろいろの連絡調整の総合研究、各省での研究の連絡調整をいたします費用、たとえば科学警察研究所であるとか、厚生省の持っております国立精神衛生研究所等との連絡というようなこと、並びに各大学の社会学科等にも依頼をいたしまして、現在の青少年問題のよってきたる
○政府委員(深見吉之助君) 御承知のとおりに、青少年問題協議会は、行政機関としての役割を果たすのでございませんで、関係の各行政機関の連絡調整あるいは青少年問題の基本的事項について調査審議をしていく、そうしてこの方針を立てていく、こういうような役割を果たすところでございます。それでございますから、中央青少年問題協議会の予算というものは、主として協議会に必要な費用並びにこれの運営をはかりますためにいろいろ
○深見政府委員 対象といたしまして、「派遣団員は、優秀な大衆青年で、海外における視察研究の結果を帰国後積極的に生かし、将来郷土または職域にあって指導的役割を果たしうると認められる者とする。」こういうことでございまして、年令は二十才から二十六才までの男女、大体百人として募集いたしますが、百人のうち、女子が二十人、男子が八十人程度、男子の中には指導者、団長等を含んでおるのでございますが、そういうことにいたしまして
○深見政府委員 今まで派遣されました青年は、御承知の通りに、地方において郷土にあって将来活動するということ、また、現にしかるべきグループ・ワークをいたしておる者、こういうことが条件になっておりまして、帰って参りましてからは、それぞれ自分の所属いたしております団体において、自分の体験、実績等を発表いたしておりますことはもちろんでございますが、その他、都道府県の計画いたしました報告会等に出席して報告をする
○深見政府委員 お答えを申し上げます。 青少年対策は、社会全般がこれに協力していただきまして、家庭教育、学校教育、社会教育全体を通じての盛り上がりが大切であると考えておりますが、これらを考えまして、昨年の暮れに、青少協におきまして、十二の当面の重要事項を定めていただきました。 第一といたしまして、青少年の倫理確立。これは青少年の倫理意識あるいは順法精神、暴力排除等を含めました、広い意味の青少年の
○政府委員(深見吉之助君) ただいま御指摘の刃物を持たない運動は、中央青少年問題協議会が、昭和三十五年の十二月に提唱をいたしまして、文部省、警察庁その他の援助を得まして、むしろ予期以上の成果を得たわけでございますが、しかし、これはそのままで、そのときだけの運動ではないのでございまして、現在もその精神を継続してやっておりますが、ただ現象として刃物を持たない、取り締まるというだけではいけないと存じまして
○深見政府委員 都道府県に支部を——全部の都道府県にはわたっておりませんが、特に九州地方等には各県にわたって支部が作られておりまして、地方活動をしている団体でございます。
○深見政府委員 正確な数字は持ち合わせておりませんが、現在のところ、三万人程度の団員を持っておる、かように思っております。
○深見政府委員 海外派遣青年の選考の方針といたしましては、各種青年団体あるいは職域においてグループ活動をしておる者といったような、地方のいわゆる大衆青年の中で活動力を持っておる者を選ぶ、こういう方針でやっておりまして、御指摘の健青会は、われわれはこれを思想団体とか政治団体とかいう範疇に考えておりません。従来とも、一般青年の教養団体として取り扱って参っておるわけでございます。
○深見政府委員 中央青少年問題協議会は、御承知の通り発足当時の社会環境からいたしまして、昭和二十年代でございますが、主として非行対策を取り扱ってきたのでございますが、先ほど阪上先生からも御指摘がありましたように、今日は非行対策よりも健全育成という面に重点を置いて、健全育成面を通じて非行行為を減少せしめる、こういう方面に動かさなければならない。こう考えておる次第でありまして、青少協におかれましても、そのような
○深見政府委員 青少年団体の代表という形におきまして、ボーイ・スカウトの総長の三島先生、それから従来は、最近までYMCAの主事をしておりました永井先生——最近YMCAの主事を交代されましたが、それがその関係の青少年団体の権威として二人参加されております。
○深見政府委員 御承知の通り、総理府の中央青少年問題協議会は、関係各省の青少年行政の横の連絡調整をはかるとともに、その基本的な施策の樹立に必要な種々の研究調査等をいたし、これを具体化していくという方向の仕事をいたしておるわけでございます。ただいま行なっておりますことは、各省の行なっております種々なる青少年対策が円滑に参りますようにその連絡をはかる委員会を開催し、あるいは幹事会等を開催いたしまして、幹事
○深見政府委員 ただいま御質問の点は、各省からお答えがございましたような意味で中央青少年問題協議会においても御意見がありました。事務局におきましても幹事――幹事と申しますと、各省の局長をもって構成いたしておりますが、幹事会等で再三研究をいたしております。その結果、先ほど来刑事局長の方から御説明があった程度のことでございます。今後ただいま御趣旨の点についてさらに一そう研究していきたい、かように考えております
○政府委員(深見吉之助君) いろいろ行なわれておりますので、どれをおっしゃいますのでございましょうか。文部省でやったものもございますし、それから日本青年団協議会自体で集めてやっておりますものもございます。私の方でも先般、約七、八十名全国から青年を集めまして、これは地方の要望等を、ただいま申し上げましたように聴取した場合もございます。どれをおっしゃっていらっしゃるのでしょうか。
○政府委員(深見吉之助君) お答えをいたします。青少年問題協議会の沿革でございますが、これは昭和二十四年、第五回の国会におきまして衆議院において青少年犯罪防止に関する決議及び参議院における青少年の不良化防止に関する決議に応じまして、青少年の指導、保護及び矯正に関する総合的施策を樹立し、その適正な実施をはかる目的をもちまして、同年に内閣官房に青少年問題対策協議会を置くことに相なりました。その後、ヒロポン
○深見政府委員 それは警視庁におきましての統計に基いておるものでございますが、被補導者の学生、一般の職業別というところで見ますと、四百名の中で学生が百四十人その他が二百六十人ということになっております。大体一般と申しますのは、それぞれの部門の職業についたりあるいは無職、大体無職の者その他というようなところが非常に多いようでございます。
○深見政府委員 先ほど申し上げましたのは、それが直ちに犯罪に結びつく数がいかがという意味では非常に困難であるというように申し上げたのでありますが、深夜喫茶等において補導いたしました者は、昨年の統計でございますが、一月から七月までの間におきまして、喫茶店において補導した人員が千八百六十一人、これは警視庁管内だけでございます。それからバーにおきましてが七百八十二人、お好み焼き屋四十九人、その他二百四十八人
○深見政府委員 お答えをいたします。統計的にどういう数字が深夜喫茶において影響を受けておるかということは、明確に申し上げる材料をただいま持っておりませんが、先ほど来お話がありましたように、警察等で補導いたしました数はわかりますが、その他それによって影響されたという数は、残念ながら明確にいたしかねることと考えております。
○政府委員(深見吉之助君) いろいろとお話をいただきましたのでございますが、青少年問題は非常に複雑でございまして、これを、総合的に施策を施していくということにつきまして、中央青少年問題協議会の方において、各省と連絡をしながら施策を進めて参っておる次第でございます。御承知の通りに、協議会は本年の七月に事務局を設置いたしまして、その後、事務局におきましていろいろと関係省庁と連絡をとっておる次第でございまして
○説明員(深見吉之助君) それじや御報告申上げます。法隆寺の五重塔の心礎埋藏物の調査につきまして、いろいろと新聞等で報ぜられておつたのでありますが、去る二十日に私が現地に参りましたついでに、文部省のかねて考えております一つの線を寺当局にも十分に説明いたし、又世論のございます正しい線も十分に説明いたし、特に当委員会において前回御発言になりました点を十分に御説明いたしたのでありますが、佐伯住職においても
○深見説明員 この問題に関しましては、すでに一昨年くらいから交渉があるのでありまして、特に昨年の秋におきまして、文部次官より正式に羽田前京大総長を通じまして、法隆寺住職にこれの調査、公開方を交渉をいたしております。その際にお断りあつた。その後もしばしば話をいたしておりますし、最近におきましても、六月の二十三日に、私からまたお願いをいたしたのであります。そういう結果を経て今日に至つております。 なお
○深見説明員 その点はむしろ地上に出しておくよりは、地下に埋めておいた方が安全だと思われます。と申しますのは、現在五重塔の心柱が立つております地点から、さらに九尺数寸の地下にありまして、おそらく直径五尺以上大きな御影石の中に掘り込んだ穴の中に埋蔵せられ、その上に鉄のとびら及び粘土層——今回その上を密閉いたしますときには、さらに研究いたさなければならぬと思いますが、現在においては二尺ばかりの粘土層をもつて
○説明員(深見吉之助君) その点は、その後会議から除外されておりますので、我々は分らないのでございま北が、最近まで伺つているところでは、当分尾瀬沼を潰すという計画は直ちに行われないので、一番下の方のダムから初めて行きまして、三番目か、四番目に尾瀬沼のダムを作るということになるので、まだ恐らく二、三十年先のことではあるらしいのでございます。併しその全部の発電計画の根本に尾瀬沼の水というものが考えられた
○説明員(深見吉之助君) そういうようなわけでございまして、それからあと懇談に入つたのでございますが、文部省、厚生省はこれに絶対に反対であつて、協調ができないというのですから、むしろ文部省や厚生省が入ると、この協議会の結果がマイナスになる、こういうメンバーは切離すべきであるということになり、若しこの問題に將來議論があれば、大臣が閣議において爭うべきで、今日は一刻も早くこの計画を進めたいというような発言
○説明員(深見吉之助君) それじや簡單に御説明をいたします。この問題が起りまして最初に文部省が出席をいたしました会議は、昭和二十三年の二月十九日に商工大臣官邸におきまして、尾瀬、只見、利根川綜合開発協議会というのがございまして、文部省から前任の小林文化課長及び嘱託の理学博士武田久吉氏、國立科学博物館長の中井猛之進氏、東大教授の鏑木外岐雄氏、東大教授の本田正次氏、これだけが出席をいたしまして、協議に参加
○説明員(深見吉之助君) それでは最近問題になつております法隆寺の五重塔心礎空洞の問題につきまして、今までの経過を説明申上げます。法隆寺の五重塔につきましては、法隆寺の委嘱を受けまして、法隆寺國宝保存事業部が民間團体としてできて、その事業部においてこれは施行して來ておるのでありますが、工事の施行の重要な点につきましては、法隆寺國宝保存協議会において諮問をして決定することになつております。それで最近におきまして
○深見説明員 本日ただいま大臣並びに局長が参議院の方に出席いたしておりますので、私文化課長ですが、かわりまして御説明をいたします。 現在國宝と指定いたされておりますものは、昭和四年制定の國宝保存法によりまして指定されておるのでありまして、國宝指定の建造物が千八百二件、その他宝物類、書画、彫刻、刀劍、文書といつたようなものが五千五百八十六件、合計七千三百八十八件ございます。それから重要美術保護法によりまして
○深見説明員 松江城は、ただいま請願の御説明の通りの状況にありますので、文部省といたしましても数度これが調査をいたしておるのでありますが、修築の必要を認めまして、明年度予算にはこれを計上しております。しかしながらこれを修築いたしますためには、おそらく一度解体をして組み立てなければならない関係もありますので、その費用は数千万円に及ぶのではないかとも考えられます。今後数年間にわたつて継続事業として、地元
○深見説明員 出雲大社の修築につきましては、國の方におきましても非常に重要なことを認識いたしておりまして、大社の方といろいろ打合せております。本年度においで五十万円の修築補助をいたすことに決定をいたしておりますが、それではとうてい足りないのでありまして、今後何箇年か継続をいたしまして神社と協力をして、修築の完成を期したいと考えておる次第でございます。
○深見説明員 社会教育の振興につきましては、ただいまの請願の御趣旨の通りに、われわれとしましても今日の情勢にかんがみまして、極力これが増強徹底を期したいと考えておる次第でございます。 ただいまのお説明の中の諸点につきまして、それぞれお答えをいたしたいと思いますが、社会教育費の大幅引上げにつきましては、われわれもその線に沿つて努力をいたしておる次第でございます。公民館の設備費に対しましても、國庫補助
○文部事務官(深見吉之助君) 大変いろいろ御注意を頂きまして有難うございますが、文部省が舞鶴でやつておりますのは、内地に帰つて参りました引揚者、復員者に対しまして、現在の内地事情を的確に知らすということを無論第一の目的にいたしております。でき得る限り色のつかない内地においてのその後の政治上の動き、或いは社会上、経済上、又個人々々の家庭における状況等につきましての実情を知らすということに重点を置いて、